クラブの愛機


ドミネ−タ−
長野会員機
背の高い独特のデザイン、本人もひょろりとしていますけど
エンジン:ロ−タックス582 64HP
ドラゴンブレードというローターと組み合わせて販売されていて主輪はサスペンション付き
エンジンはいろいろと積み替えて結局582に落ち着いた
推力線と重心を一致させるとこういうデザインになるんだそうな
エンジンの推力で機体を前方回転させてしまう現象、いわゆるPPOに入らない
PPO(Power Push Over)になると機体が前方に傾きローターは上面からの空気流を受ける、ローターは回転を低下して大きく下方にフラッピングしプロペラやラダー に接触して大変なことになる、画像からもわかるとおりラダーに当たるほど下方に曲がるなど想像もできない
エアコマンド改
桑根会員機
エンジン:ロ−タックス912 80HP
エアコマンドの機体に912エンジンを搭載して、トールテールを装備
カウリングやスパッツ、オイルク−ラ−、無線機、4枚プロペラ
スタ−タ−バッテリ−、発煙装置、え−っとあとは知りません
トイレやタンスにテレビも積めばどうでしょう
超軽量航空機の重量を超えていて自作航空機のカテゴリ−です、当然か!
桑根会員は他にも数機所有、変動するので機数不明
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ロータックス社では4スト4気筒水平対向の912を耐空証明付きで実機用にも販売している
コンチネンタルやライカミングに比べて安くて小型軽量である
ターボ装備だと115HPになる  
エアコマンド
曽根会員機
空の暴走オジサンB
エンジン:ロ−タックス532 64HP
尾翼のマ−クはその筋かな?
消費ガソリンと消費アルコ−ルはかなりのもの
重いマッカ−チェンのロ−タ−を軽々と取り付けたりできる豪腕
ヘリコプタ−のライセンスを所有、自称公家(こんなもんに乗って飛ぶお公家さんがおるはずがない)
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このエンジンはデュアルイグニッションになっていませんが、582の場合運転中に左右の点火系統を切り替えると若干回転数が低下する
やはり2個の点火栓があると燃焼が良いのか
自動進角が無いのでアイドリングはノッキングがひどくて大変、最近はCDIになっているのでポイントの接点の保守管理が不要になった
RFDドミネーターシングル
森野会員機
エンジン:ロ−タックス582 64HP
機械加工部品や鋼管溶接構造を取り入れてあるのでアマチュアが自作することを想定した他の機体構造とかなり雰囲気が異なる
ブレーキなども軽飛行機などと同じ方式で左右のペダルでそれぞれ左右の車輪のブレーキを効かせる
方向転換にはブレーキを使う、前輪はフリーになっていて横風着陸でラダーを使って降りても接地の瞬間に危険な状態に陥ることはない
エアコマンドなどでは前輪と連動になっているので横風着陸では接地の瞬間にラダーを戻す、でないとひっくり返る可能性がある
2座機ではスバルのエンジンを装備する、スバルのエンジンはベルトドライブ減速で110馬力以上を発揮する
単座ではロータックスの582で充分
ドラゴンブレードという高揚力のローターはアルミの地肌がキラキラと美しいが指紋がベタベタと残る
ラダーペダルの位置が簡単に変更できるので足の短いパイロットには大幅な改造をしなくてすむので助かる
エアコマンドエリート
中森会員機
JML理事長閣下、ULPでは重鎮
エンジン:ロ−タックス582 64HP
自分でキットを利用してエリートタイプに改造
改造座席を高くしてテ−ルを延長しセンターラインスラストになっています
推力線と重心位置を近づけることでPPOに入りにくくしてある
カウリング、スパッツ、セルスタ−タ−、無線機、桑根機ほどではありませんがいろいろ取り付けてあります
コマンドの一番新しいタイプになります
エアコマンド タンデム
宇田会員機
エンジン:アロー1000
100HP
2ストローク空冷水平対向4気筒
2スト独特のかん高い音がします、空冷なので重量は912ほどではないようです
重い機体に長いローター(25ft)は非常に大きな馬力を必要とします
この馬力があればセスナがかっ飛ぶんですよ
前後に2人乗ります、1人の場合は前席に乗ります、後席は重心位置にあるということですね
やはり2人乗りは大きいですね、横に抱いている黒いものはミサイルではなくて増槽(やはりミサイルだという説もある)
電動トリムなど豪華装備です
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ジャイロプレーン界では大型だが戦時中に日本陸軍がコピー生産したオ号観測機に比べればるかに小さい
380HPの星形エンジンで12m径の3枚ローターを装備し重量700kg、最高速度170km/h、2人乗り、対馬海峡の潜水艦哨戒を行った
低速で小回りがきく、離着陸の距離が短い、などの特性が向いていたらしい
ベンセン KB-2
田中会員機
エンジン ROTAX 503 シングルキャブ 47HP
503はツインキャブにすると若干パワーが出るがこのパワーで足りないということもない
低空で速度を低下させすぎた場合などにリカバリーするパワーが無いということになるが、そもそも技量認定を有するパイロットがそのようなことになるのはパワーが 足りないのではなくて技量が足りないということになる
プロペラ ワープドライブ 58インチ 3枚
ごく初期型のベンセンジャイロコプターです
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マッカラーの標的機用水平対向4気筒2スト1600cc 90HPを装備して48インチの2枚プロペラを使用する設計となっていた
ノーマフラーのマッカラーは想像を絶する排気音を響かせる
標的機はロケットで空中に発進して380km/hで飛行した
いわば使い捨てエンジンをアマチュアが利用した
マッカラー社は数多くの2ストエンジンを製造したが台湾の園芸用品メーカーに吸収された
まだマッカラーで飛んでいる人は少なくない、簡単なマフラーを装備しているが「暴走族が来た!」というようなことになる
水平対向エンジンは騒音の割には振動が無い
ベンセン 
鈴木会員機
エンジン:スバルEA81
70HP
かの有名なスバルのエンジンです
自動車用エンジンなのに世界中で航空用途に利用されています
戦時中に戦闘機用エンジンの開発に国運をかけた技術者がポルシェに対抗すべくレーシング用に開発した
最終的に2400ccのポルシェに快勝した、小排気量で挑むのは戦時中と同じパターン
水平対向4気筒でゼロ戦の栄の流れをくむ純国産エンジン
水平対向は左右同時爆発を実現するためにクランクピンは左右別々になる
180度V型はクランクピンを共有できるが、あえてボクサーを採用した
OHVラッシュ付きでボア92×ストローク67の1800cc
レオーネに搭載された状態では110ps/6000rpm、15.0kg-m/4000rpmの性能だが
プロペラを直接取り付けた場合は3500rpm程度で限界に達する、従って表記の
馬力となってしまう、米国では減速機付きの100馬力程度のものが売られている
金属製ラダーがカッコイイ

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